2025年の夏は、平年に比べて全国ベースで2.36℃(北日本 +3.4℃ 東日本 +2.3℃ 西日本 +1.7℃)と驚異的な暑さとなりました。2023年から明らかに気候は、なにか変調がおこっているのではないでしょうか?殺人的な暑さに加え、九州地方、東北地方にて線状降水帯によっての洪水が発生し、まさにこれから自然と戦っていかなくてはならない時代に突入した感じです。


 わたしは、現在、自治体や企業にむけて、この異常気象によって巻き起こる様々な影響を体系的に捉え、リスクを回避しながら、そして、自分たちのビジネス環境を改善するための策を伴走支援する事業をおこなっております。すでに、いくつかの企業においては、これまで、漫然と考えられていた恐怖を体系的に捉えることによって、回避策やあたらしい商品開発などに活かすことも出来てきました。来年からGXリーグや東証での開示義務化など、色々な動きが出てまいりますが、まずはしっかりと自社の強みを把握し、気候変動に適応する体質をつくっていくことが求められていると思います。


 そして、気候変動を緩和するための方策として、省エネなどの策を練っていくことが社会に貢献する企業と言えると思います。今、この殺人的な異常気象により、社会的な弱者が多くの被害を受けています。是非とも自治体、企業は長期的な観点で、社会の構造変化にあった気候変動への対応をとっていただきたいと思います。

2025年夏

               代表取締役 中井俊裕